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人間不信になりそうだ。というかなった。
だから、森の奥の廃墟に引きこもって居たのに、それを許さないと親より強烈なお迎えが来た。
全ての元凶である女は、傷物の顔になっても相変わらずヘラヘラしながら口を開いた。
「んー、どうも貴方の事だけが思い出せないんですよねぇ。せっかく全部思いだしたと思ってここに来たのに。」
色々準備中…
メリー
引きこもりを迎えに来た全身縫い目だらけの女。
青年の事はすっかり忘れてしまったのに何故か来た。
綺麗好きで掃除道具を常に持っていないと落ち着かない。
顔は昔、容姿を妬まれて酷い目にあった跡。
青年(ご主人様)
人間不信で引きこもりの廃墟同然の屋敷の主人。
卑屈で自分にはボロ屋敷がお似合いだと掃除をしない。
メリーに忘れられたと知って拗ねている。
だからと言って自分から話すのも負けた気がする。
ミーロさん
屋敷のクロゼットに閉じ込められていた実態のない何か。
物を動かしたり会話は可能で、自己主張が激しい。
ナルシストでよく色々なもので着飾っている。
エリザ
メリーの知り合いの魔女。
おっちょこちょいで能天気な性格。
2人の事情について深くは知らない。
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